プーリはスリングに入りたくて仕方ありません。いつもはママにベッタリですが、スリングさえ持てばママ以外であっても追いかけて行き自分で上手に入ります。プーリーのスリングへの執着は強く、スリングを人間が少しでも触ると走ってやってきて、スリングをその辺に置いておくとその上で寝ています。手の届かない場所に置いてあるとジーッと見つめています。
スリングは元々うちの老猫ルルの介護のために使っていました。ルルは18歳になる少し前に脳の病気になりました。発作や麻痺が出て、治療の甲斐なく次第に悪化していきました。最期の半年ほどは寝たきりになりました。苦しい闘病生活だったと思いますが、最期まで必死に生きようとしたルルの姿はとても立派で、私に命の重みを再認識させてくれました。プーリーがスリングに入ると、可愛いルルと一緒に過ごしたツラかったけども幸せな最期の大切な時を思い出します。