犬が突然、首を前後に動かし、鼻をブーブー鳴らしながら息を連続で吸い込むような様子を見たことはありますか?それは逆くしゃみや逆しゃっくりと呼ばれているものかもしれません。
今回たまたま逆くしゃみをしていたのでその治し方をご紹介します🐶

逆くしゃみは鼻から空気を激しくかつ連続的に吸い込みます。逆くしゃみをする犬種は、小型犬種や短頭種に多いらしいのですが、さまざまな犬種でみられるそうです。一般的には若齢から症状は現れ始め、中高齢で症状が突然現れることはほとんどないそうです。症状は生涯にわたって継続することもあれば、高齢になると次第に消失するということもあるようです。

逆くしゃみは、昼寝の時や食事や遊びの後などさまざまな場面で突然現れます。鼻から空気を激しくかつ連続的に吸い込むというような症状は、苦しそうに見え、驚いてしまいますが、その発作の前後は、何事もなかったかのように犬はケロッとしています。一見、激しい症状のように見えますが、本犬としては、特に苦しいわけではないようです。

また、獣医療においては、逆くしゃみは何かの症状であったり、病気を引き起こしたり、命を脅かしたりするわけではないため、治療は必要ないとされています。例えるならば、横隔膜の痙攣でおこるしゃっくりのような位置づけです。

原因は解明されていませんし、予防のための日ごろのケアもありません。病気ではないため、研究などはほとんどなされていないようです。

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