生後53日目にわが家にやって来てから、約1年(1歳)になるまでのパグとの生活で感じたことをまとめてみました。
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おまめは、我が家にとって、2代目のパグになります。

【1代目パグについて】
先代のパグ(以下、パグ。名前も「パグ」でした)は、わが家に迎え入れたときから、
すでに先天性の重度の心臓病(心室中隔欠損・大動脈狭窄症)を患っていました。
獣医師から、
「何もしなかったら3ヶ月、治療をしても3年程しか生きれないでしょう」
と余命の宣告を受けていました。
勿論、治療を受けさせました。そのつもりで、引き取りました。
心臓専門の動物病院を紹介してもらい、
熱心な獣医師と親切なスタッフさんたちにも恵まれて、
8年2ヶ月も生きることができました。
飼い主であるパパとママは、ただただ必死だったのですが、
パグのほうも、もっともっと辛かったと思います。しんどい思いをしていたと思います。
最後の約2年間は、腹水が溜まって、
毎日の心臓病の薬の副作用で肝臓も限界まで弱ってきていて、
さらに利尿剤を飲ませると腎臓まで悪くなるので、
溜まっていく腹水は10日間に一度通院して抜いていました。
体重は、動き回っていたときの半分くらいまで落ちてしまいました。
毛も抜け落ちて、尻尾まで細くなりました。

2015年12月22日の真夜中の3時過ぎのことでした。
その夜は、夜更かしをしてパソコンで作業をしていました(パパ談)
すると隣の部屋で寝ていたパグが起きてきて、「ご飯が食べたい」という仕草をしてきました。
口移しで食べ物を与えると、
パグは水を飲んでまた隣の部屋の寝床に戻って行きました。
その後、15分ぐらいして「そろそろ寝ようか」と隣の部屋に行くと、
いつもは布団の足下で寝ているパグが、枕元で横になっていました。
「パグ、今夜はここで寝るのか?」
とパグの頭をさすってやりました。
と、その時、直感しました。
・・・・死んでいる。
そっと抱きかかえると、
心臓の部分に手を当ててみました。
まだ生きているように体温はあるのですが、
心臓の鼓動は伝わってきませんでした。
特に取り乱すこともなく、こう思いました。
「パグ、ありがとう。苦しかったね。これで楽になれるね」

早速、インターネットで検索して、
動物の葬儀屋さんに連絡しました。
その日のうちに火葬をしてやることができました。
お世話になった動物病院に電話で報告しました。
何度か担当医が変わっていて、転勤されていた方もおられたので、
連絡先を聞いて、その先生方にもパグのことを伝えました。
最初の1年目のパグを担当しくれた獣医さんは、県外に移転されていました。
約8年前に、お世話になった獣医です。
電話をすると、
「覚えていますよ」
と優しい声で応えてくれました。
「パグのような鼻の低い犬(短頭犬種)は、他の小型犬とくらべて寿命が短いんです。
あの心臓で8年も生きたなら、天寿をまっとうしたと思ってやるべきですよ」

数日後、通院していた動物病院から、
「パグちゃんのご冥福をお祈りします。スタッフ一同」
というメッセージカードが添えられた、大きな花束が届きました。
パグ、
心臓が悪かったせいで、
犬らしく走り回ったり、
はしゃいだりして遊べなかったけれど、
いい人たちに恵まれて、よかったね!
虹の橋では、思いっきり遊びなよ!
パパもママも、パグには、心からこう伝えたいです。
「パグ、わが家に来てくれて、本当にありがとう」

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